文化人ブログ

好きなロックバンドThe Otals(オタルズ)の紹介・感想や読んだ本のことなどを書いています。

9月にあったこと - 音楽を聴く人は耳がいい?

最近、初対面の人と音楽の話をする機会がありまして。 某バンドのことを紹介して「二人の声のハーモニーとかベースの音とかがすごくいいんだよ」という話をしていました。

「○○さん(自分の名前)は耳がいいんですね。」

みたいなことを言われました。

「耳がいい」と人に言われたのは初めてで一瞬「そうなの?」と思ったのですが、考えてみると自分にそういうところがあるのかも?

いままで自覚がなかったのですが、自分は音楽を聴くのが好きなようです。自分では当たり前すぎて「特徴」ととらえていなかったのですが。

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初めて「これがベースの音なんだ!」と気づいたきっかけの曲を皆さんは覚えていますか?私はスピッツの『冷たい頬』でした。この「冷たい頬」はスピッツの曲で唯一「ギターソロではなくベースソロがある曲」なんですね。MVの2:10~のところですね。この曲自体はずっと前から聴いていた曲だったんですが、「この低くなっている音がベースの音なんだ」と気づいてから、いろんな曲のベースの音に耳を澄ますようになった覚えがあります。

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「コーラスって面白い!」と気づかせてくれたのがアジカンのアルバム「WONDER FUTURE」でした。ギターやドラムの音に負けないように声を重ねているわけですが、普通の歌声+高い音程の声+低い音程の声の3つの高さの音が鳴っているわけです。(詳しいことはゴッチの全曲解説*1を読んでください)これが 不安定な感じ、きれいな感じ、幽霊っぽい感じみたいに聴こえてくるのが楽しいですね。

余談ですがASIAN KUNG-FU GENERATIONはギターの音を聴いたらこの音はアジカンの音だなとわかるくらい、特徴的だと思います。なんかこう粒だっている感じ、と言いますか。

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スーパーカーを聴くと「男女ボーカルのバンドってええやん」という気持ちになりますね。1stアルバムの「スリーアウトチェンジ」は19曲1枚の重厚なアルバムですが、その1曲1曲の個性が立っているという奇跡みたいなアルバムです。1曲目の「cream soda」から最後の「TRIP SKY」までダレずに聴けるのが地味ながらすごいところですね。

これが3rdアルバムの「Futurama」16曲だと、途中で集中力が切れてしまうというか、「FAIRWAY」までの流れは好きなんですけどね。その後の「ReSTARTER」あたりから聴くのが苦しくなってくる。いや、このアルバム好きなんですけどね「Baby Once More」とか「Easy Way Out」とか。

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男女ボーカル繋がりでLampを聴くようになりまして。男女ボーカルの使い方がいいなと思うわけです。一人で歌うところと二人で歌うところを使い分けていたりして。コーラスも重ねて個人的にGOODなわけです。

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そう考えると、男女ボーカルのThe Otalsにハマったのは必然だったなと思うわけです。このブログを読んでいる人にはおなじみかもしれませんが、声の重なり方とか、ギターの音とか、コーラスとか、あとはアルバムの流れと立ち位置みたいなところまで、そういうところに注目して楽しんでいるというわけですね。 あとなんとなく年齢が近いかもと思っているので、親近感がありますね。

というわけで「音楽を聴く人は耳がいい?」という話から、自分の音楽の聴き方みたいなものを振り返りました。もっとほかのバンドの話とかもしたいんですけど、今日はここまで。

みなさんは音楽を聴くときどんなところに注目して聴いていますか?

8月に読んだ本 アラビアの夜の種族 - 古川日出男

夜が朝(あした)に代わり、朝(あした)が夜に代わる。
第六夜は訪れる。

読む者を狂気へ導く書物がある。
読めばたちまち物語のとりこになり、昼夜を問わず物語に取り憑かれてしまう。

遠い昔、とある国の王がその物語をひと目見たいと思い、はるか遠方の地からその物語を取り寄せた。王は物語に夢中になり、書物を読む手を離せず、政務は滞り、三月ほど経つと遁走してしまった。王のない国はたちまち滅んだ。

あるいはこんな話がある。とある豪族がその物語を残したいと思い、文字を読める書家を雇い、写本を作らせようとした。書家は写本を作るためその物語を読み始めるが、3章まで読み終えたところで、物語の魔力に取り憑かれて廃人になってしまった。これでは写本を作れない。

夜、誰もが寝静まった頃、1つの家に灯りの火が灯る。女がいる。古の巫女のような姿。傍らには紙と筆を持った役人が2人いる。巫女は静かに語り始める。夜の物語を、狂気へいざなう物語を。1つの物語を20に切り分け順番をバラバラにしたうえで語り始める。これでは狂気に陥ることもないだろう。役人が書き留める。一人は現地の言葉で。もう一人は?

フランス語だった。訳本を作ろうとしているのだ。なぜ遠い異国の言語に訳すのか? ナポレオン・ボナパルトに読ませるのだ。 ナポレオンは軍艦をこの地に派遣した。じきにこの地を圧倒的な軍事力で征服せんとするだろう。 もしも読んだ者を狂気へ導く物語があれば? その物語をナポレオンが読んだら? 物語は武力に対抗する。

そして今夜もまた語られ始める、夜の物語が。

夜が朝(あした)に代わり、朝(あした)が夜に代わる。
第七夜は訪れる。

https://www.kadokawa.co.jp/product/200412000064/

The Otalsうろ覚えライブレポート『superhyperdestructiveIloveyou!!!!!』

The Otals(オタルズ)のライブ『superhyperdestructiveIloveyou!!!!!』すーぱーはいぱー(以下略)を観に来ました。 2026/8/11 渋谷クラブクアトロ

目次

intro

渋谷!クアトロ!
台風が東からやってくる異常な日に、オタルズのライブを見にやってきました。
新潟から東京まで新幹線で2時間かかりました。

バンドのライブを観に行くのは、はたしていつ以来だろう。
ましてやThe Otalsは去年の秋から聴き始めたばかり。
もちろんライブはこれが初参加。
どんなライブになるのか、どんな曲を披露するのか?
グッズどこで買えばいいの?
荷物預けたほうがいいのかしら?
いろんな心配をしながらとりあえず渋谷へ

開場前にたどり着けたよかった。

到着〜開場

4:30に着きました。この時点で雨はぱらつく感じ。
開場を待つ人たちが軒下に集まっていました。
ここにいる人たちみんなオタルズを観に来たんだよね。いいね!

整理番号は300番台でした。 軒下で待っている時に何番まで呼ばれたか分からなくて、隣の初対面の人に聞いてしまった。親切に教えてくれてありがとう。

5時から番号順に入りました。クアトロの会場は4階。 会場内にも物販ありました。ありがとうございます。
グッズの購入を済ませて、いざ場内へ。
真ん中の後ろ寄りに立って待ちました。
小さめの肩がけポーチぐらいならみんな預けずに持ってる感じなんですね。
自分も前に抱えていました。
こういうのは行ってみないと分からないね。
ドリンクチケットも終演後に引き換えできるよって公式からアナウンスがあったので、そのとおりにしました。

こういうアナウンスはとてもありがたい!

開場〜開演

6時までしばらく待ちます。ステージでスタッフが楽器の準備とかしてるのを観てました。(わからんけど、プロやなあ)

6時に照明が消えて、Gt.&Vo.ジューンファックス、Vo.マリーナタイマー、サポートメンバーの皆さんが登場。歓声と拍手で迎えます。 うろ覚えだけどサポートメンバーのみなさん、かっこよかったです。

ナナマルサンバツ〜Telephoneline

いきなりナナマルサンバツが聴けるの!? 嬉しいなあ。この曲は1stアルバムの1曲目。ベースのイントロですぐに分かりました!

そしてチャイナブルー、この曲を聴きたくてライブに来た!!!!!自分にとって初めてのオタルズの曲が『そしてチャイナブルー』だったから。あ、MVが背景で映るのね、いい演出だなー。

シュシュをあげるよ、さらに速い曲!ブログではあっさり紹介したけれど歌詞がいいよね。「左腕にヘアゴムをくれた」のところでファックスが左手をくるって回していたのを見逃さなかったぞ。

サマータイム.JPG、思わず泣いてしまった。曲を聴いて涙が出たのは初めての体験だった。サビを聴いていたらなぜか分からないけど涙がポロポロこぼれていた。なんか、身体と音楽がシンクロしてる感じ。

Telephoneline、何度も何度もイヤホンで聴いた曲を目の前でやってくれている。すごいよ。「ラムネの瓶に横顔を透かしたら 隣にいるのに少し離れたみたい」いいよね、距離感がわからなくなる感じをうまく捉えた歌詞だと思う。

SEを挟んで少し休憩。

ウェンズデーにおまかせ!〜スランバーワンダーランドへようこそ

ウェンズデーにおまかせ!、大正解! これを聴けたらもう思い残すことはない。もう明日地球滅亡してもいいやって思った。

メランコリィディスコード、なんと、ファックスとマリーナが歌うバージョン。手を左右に振るの楽しい〜。 ミラーボールが回ってキラキラしてました。

さよならマクガフィン、このあたりから記憶が怪しい。新曲で初披露だよね!体揺らしすぎて最高だった。

スランバーワンダーランドへようこそ、音がデカくてすごい楽しい!!「屋上の鍵をくすねて 片目で合図をした」小説の世界だよね。 なんか声にならない叫びをした記憶がある。気のせいかも。

MC、ファックスがクアトロで自分も観る側だったけどステージに立ててよかったみたいなことを言ってた。あと会場の左側に立ってるクソでかい柱の話でどっと盛り上がった。クアトロにはでかい柱があるんですよ。マリーナがファックスに話を振られてピラティスの話をしてた。いやライブの話じゃないんかーい。

Moon Landing!〜チートコードは給水塔

Moon Landing!、縦ノリの曲っていいよね!
ピョンピョン飛び跳ねるマリーナがキュートでした。思わず一緒に跳んでしまった。

ウチは泣きそーです、私はもう泣いてますから。これもいい曲よね。右にいるギターの人のギターソロすっごくいいね!痺れた!

スタインバーグに憧れて、「くだらない冗談で今 二人は旅に出た」(!)かっこいい曲だ。このへんから少し余裕を取り戻して周りの様子とか少し見えるようになった。なんかすごい楽しかった。「ここまでありがとう 今日まで信じてくれて」こちらこそありがとうと言いたいよ。

竜宮さん、EPの曲だよね!「バイバイ ナイトメア 今日までどうもありがとう」ギターのカッティングでずっと進む曲だよね、なんか今日聴いた曲の中では珍しいと思った。ファックスのギター弾く姿かっこいいですね。

チートコードは給水塔 サビの「あーもう うるさいうるさいうるさいうるさい うるさいなあ!」思わず声を上げてしまいました。歌うのも演奏するのも大変そうではある。でもすごい盛り上がる曲。

ここでSE。ゲームのピコピコ音っぽい感じだった。

螺子巻発条奇譚〜リバースエッジがきこえる

螺子巻発条奇譚ね!エイプリルフール限定で公開されていた、知ってる人は知ってる曲。「九段下ってど〜こだ〜!」「東京なんて嫌いだ〜!」
この日、ホテルから会場がある渋谷駅まで半蔵門線に乗って行こうとしたんですよ。そしたら途中の九段下で降ろされて、「この先渋谷まで運転見合わせです」って。えー!どうやって渋谷まで行けばいいんだ?ってなりました。あの、もうホントに渋谷までたどり着けないかと思った。おのれ九段下。
こういう縦ノリの曲、私好きですよ。中華っぽいギターリフも大好き。

空想するタルトタタン、こちらもライブでは初披露。ブログでも言った「ファックスがワウワウ歌うところ」を見れてよかった。かっこよかった。

革命前夜のスーパーマーケット、EPのフィジカル限定曲であってる?初聴きできてよかった。知らない曲でもノリには乗れます!

リバースエッジがきこえる、音源を聴くよりもずっと迫力がある!すごい!「ああ 甘夏を噛んだそばかすが 初めて笑うのを見た」の「ああ!」のところのファックスが叫ぶのをずっと見ていたかった。

ここでMC2回目。渋谷は喫煙所が近くていいよねみたいな話。マリーナは何か言い残すことはある?と聞かれてピラティスの話。ピラティス好きすぎか。

オフィーリアにもう一度〜アンチソーダに言わせれば

オフィーリアにもう一度、マリーナが静かに歌い出す。バスドラムの音がズシンと響く。あーそうか、もう夏が終わるのか、なんて考えながら、身体を音楽に預けていました。

マイ・ロリポップ・ナイトメア、この曲、ファックスがキレキレだった!キレにキレていた。

アンチソーダにいわせれば、最後まで元気たっぷりで最高だった。ステージ上も楽しそうだし、観客も楽しんでるし、なんかいいなあずっといたいなあと思った!

演者が一度捌けてアンコールへ

(アンコール)シナリオライターを撃たないで〜ティーンエイジはきみのもの

アンコールでシナリオライターを撃たないで、この曲やってくれるの嬉しい〜。 後半の「チェックアウトワンツー」を繰り返すとこ、マリーナが観客にマイクを向けて、みんなで大合唱。これ最高だった!会場が一体になってたよね。

波ちゃんとバク、イントロ聴いたとき、「この曲なんだっけ!知ってるのに名前が出てこない!」ってなった。「波ちゃんとバク」だった。疲れてきて頭に血が回ってなかったんだろう。「夏が過ぎて 終わっていくのさ」勝手に終わらすな!

ティーンエイジはきみのもの、ほんっとうに最高だよね。さいごのマリーナの「ね!」が痺れた!ファックスがギターを背中で弾いてたのってこの曲であってる?最後までサイコーだった。

終演後、ちょっと残ってステージの写真を撮った。あと、初対面の友達にステージを背景に写真を撮ってもらった。ありがとうございます。 ドリンクチケットも忘れず引き換えた。

終演後に撮ったポスター、見事にボケボケである。

本公演中撮影禁止の張り紙。「この張り紙は撮ってもいいよ」的なことが書いてあったはず。こちらもボケボケ。

おわり

8時半ぐらいに会場をでた気がする。ご飯食べてホテルに戻りました。あー楽しかった。 次の日の朝の新幹線で帰りました。

時系列とか話してたこととか覚えるの苦手なので、間違ってたらごめんね。コメントでもリプライでも言ってもらえると助かります。

それでは!

7月のこと。オタルズ一曲感想シリーズ完結と読んだ本・見たアニメ

目次

長いシリーズの短いあとがき

7月5日に「オタルズ1曲感想シリーズ」の最後の記事『ナナマルサンバツ』を投稿しました。 bunkajin.hatenadiary.jp

3月から始めて全34回。1stアルバム・2ndアルバムの全曲(Phisical Onlyを除く)と連載中に公開された新曲2曲の感想を書きました。
たくさんの方に読んでいただきました。改めてありがとうございます。

全34回7月完結というのはいつから決めていたのか。
これはかなり早い段階で決めていました。
#1『そしてチャイナブルー』を投稿した後、書き溜めを徐々に増やしつつ週1投稿をするというスタイルをとりました。

#4『クロスワードを解きながら』投稿が4月10日。
翌日4月11日に最終回『ナナマルサンバツ』の記事を書き上げ、32本の記事が手元に揃いました。
ここまで1か月足らずで32本の記事を書いたことになります。暇なのか?

その後は、週2投稿をしながら、投稿の前にチェック・修正をするという形をとっていました。
基本的には4月に書いた時点の内容そのままです。
が、#27『恋する七海さん』から#33『オフィーリアにもう一度』までの一連の記事は、6月に全面的に書き直しています。
これは時間が経って曲に対する見方が変わったこと、#13『Little Rainy Ghost』の記事を投稿した以降に読者が増えたことが影響しています。

1曲ずつレビューするスタイルに元ネタはあるの?
あります。

itukamitaniji.hatenablog.com

スピッツ大学(スピッツ全曲研究セミナー)というブログがあり、よく読んでいました。
262曲全部を研究するというスタイルをとっています。(すごすぎ!!)

自分がオタルズのアルバムを聴いたとき、1曲1曲に個性があるのだから、1曲ずつ感想を書いたらそれだけで面白いものがつくれるんじゃないかな?という考えがありました。
今思うと、「なんて無謀な挑戦…」て感じですね。よくここまで書いたなあと我ながら思います。楽しく書けたからよかった!

1曲感想は自分の発明品ではないので、皆さんも自由にやってみてください。やってくれ。

Hallucination Clubはもう聴いた?

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聴きました!とてもいいですね。
歌詞やサウンドに新しい挑戦を入れつつ、今のオタルズの名刺代わりになるような1枚になっていると思いました。
オタルズを知らない人にも勧めやすいと思います。
最後の『ハルシネーションクラブ』も含めてEP全体が1つの作品になっていますよね。
同じ2人、同じ時間、同じ景色を繰り返し描く、だけど2人が見ている景色はちょっとずつ違っている、それが6曲揃って完成する、珍しいコンセプトだと思いました。
お気に入りは『ベイビーブルーで殺してくれ』

アルバム未収録曲についてはシリーズで取り上げる予定が今のところありません。
自分が書きたいことは34本の記事の中で全部書ききってしまいました。
もうスッカラカンです。
絞っても出ません。
あなたが書いていいのよ。書いてね。

さて、ライブのチケットも取ったし、8月は楽しくなるぞ。
ライブ初めて行くから楽しみだな~。

(7月21日 新潟)

読んだ本 『妖草師 魔性納言』- 武内涼

www.kinokuniya.co.jp

高円寺の古本屋でなんとなく手に取った1冊。
妖怪の植物を退治する、妖草師・庭田重奈雄の前に立ちはだかる謎の公家青年。
彼の思惑とは?重奈雄の運命は?
作中に出てくるお助けアイテム・妖草の数々が良かったですね。
肌に触れただけで笑いが止まらなくなる「大笑い茸」とか、相手の足元に絡まってハガネのように硬くなり身動きを取れなくさせる「ハリガネ人参」とか。
重奈雄がそれらを駆使して危険な妖草を退治します。
面白い1冊に出会うことができました。

見たアニメ『天幕のジャードゥーガル』

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発表時から気になっていたアニメ。
13世紀ペルシャ・モンゴルのことはよく知らなかったのですが、すごく興味が湧いてきました。

面白い!

見たアニメ『ワールド イズ ダンシング』

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こちらは原作漫画を途中まで読んでいました。
作中の舞をどう表現するのか気になるところでしたが、今のところとてもいい感じ。
これも面白い!

【最終回】#34 The Otals『ナナマルサンバツ』感想|オタルズは優しい

Nanamaru Sanbatsu (The Otals) review

U MUST BELIEVE IN GIRLFRIEND ジャケット

喫茶店のドアを開ける。
窓側の席に座る。
いつものようにあたたかいコーヒーと遅い昼食を頼む。
持ってきたイヤホンを耳につけて音楽アプリを開く。
再生ボタンを押した。

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ベースの音が聞こえる。
かすかにギターの音が鳴る。
いつも聴いたあの音が飛び込んでくる。
声がする。
「平気?」と語りかけてくる。
やさしい声だ。

オタルズはやさしい。あたたかいと思った。
いろんな曲を聴いて、アルバムを2枚通しで聴いて、この曲に戻ってきてそう思った。
やさしいバンドだと思った。
悲しみを包むようにギターの音が鳴る。
背中を押すようにベースの音が鳴る。
2人の声が鳴る。

1曲ずつ感想を書いた。
孤独に寄り添う歌があった。
恋の喜びにあふれた歌もあった。
悩みを打ち明ける歌もあった。
どの曲を聴いても、耳になじんでいくようだった。

ミュージックビデオはどれもキュートだった。
新しいキャラクターが出てくるたびにワクワクした。
ひとつひとつのストーリーとひとりひとりのキャラクターを大切にしていて素敵なことだと思った。

これまでたくさんのオタルズの曲を見て聴いた。
『ナナマルサンバツ』はオタルズのやさしさが一番あふれていると思った。
これまでのどの曲よりもあたたかでまっすぐでやさしい感じがした。
そう思った。

オタルズの出す曲、アートワーク、活動の根っこに共通してやさしさがあると思う。
聴く人によりそって、突き放したりしない。
周りの人を巻き込んで、ワクワクする活動をしていた。
ジャンルの垣根を簡単に飛び越えてどこまでも飛び回っていると思った。
あらゆる垣根を飛び越えながら、一方で自分たちの色をちゃんと守る強さも併せ持っていた。

オタルズはやさしいと思った。そう思った。
やさしい心を持ったあなたたちに出会えた。
本当に良かった。
そう思った。
ありがとう。これまでも。これからも。

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オタルズ1曲感想シリーズ - 文化人ブログ

2026年8月11日のワンマン「superhyperdestructiveIloveyou!!!!!」にも行ってきました。

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#33 The Otals『オフィーリアにもう一度』感想│夏の終わりは、誰にも訪れる

All Imperfect Summerland ジャケット

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『オフィーリアにもう一度』の感想を書きます。
この曲の持つ普遍性とスケールの大きさに、めまいを感じています。

夏が終わること、子供から大人になること、愛する人から離れること、その全てをひっくるめて『オフィーリアにもう一度』というひとつの曲になっています。
一曲にここまで多くの「終わり」を抱え込めることが、恐ろしいとさえ感じます。

あるいは、17曲入りの巨大なアルバムを締めるにはこれだけ巨大なパワーが必要だったということでも、あるのかもしれません。
壁のようなギターの音もストリングスの音も、すべて「終わり」に向けられているように感じます。
後半からギターの音とストリングスの音とドラムの音がすべてひとつの塊になって押し寄せてくるようなパートがありますが、力のすべてを振り絞っているような印象があり、曲のテーマに合致しています。

わたしは、この曲に対して「学生時代からの決別」を重ね合わせて聴いていました。でも、何を重ね合わせるかは人によって違っていいと思うのです。
恋が終わることを重ねてもいいし、卒業や引っ越しを重ね合わせてもいい。
大切な人の見送りやバンドを辞めることを重ね合わせる人もいるかもしれません。

そして、「夏が終わる」というテーマは年齢や性別を超えて誰にでも等しく訪れます。
ときには、フィクションと現実の壁も超えます。 このアルバム『All Imperfect Summerland』の17曲には、本当にたくさんの人物が登場しますが、私たちと同じように彼ら彼女らにも夏の終わりは訪れるよなと気がつきました。
描かれはしないけど終わりはあるはずだ、と思ってこの曲を聴いてると、何かとてつもなく大きな物をこの曲は背負っているように感じます。

とにかく、このアルバムは『オフィーリアにもう一度』という曲でひとつの終わりを描いています。
アルバムの終わりでもあり、夏の終わりでもあり、あらゆる概念の終わりを内包している。
そういうパワーのある曲だと思います。
終わりを描かずに延々と夏を続けることもできたでしょう、でもそうしなかった。
そういうところが、このアルバム好きだなと思いました。


このブログ、オタルズ1曲感想シリーズはこれまで1stアルバム、2ndアルバムの曲の感想を1曲ずつ、およそ3ヶ月にわたって書いてきました。
次回で最後になります。
次回は『ナナマルサンバツ』です。〈7/5(日)20時投稿予定〉
ここまで読んでくれてありがとうございました。

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#32 The Otals『きみはテレプシコーラ』感想│ポンコツエスパーが頑張る曲

All Imperfect Summerland ジャケット

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The Otalsの「きみはテレプシコーラ」を紹介します。

ノリノリな曲ですね!
シーケンスの電子音と透明なギターの音が軽やかでいいですね。

「実はエスパーです でも花を枯らしました」
この歌い出しがすごくポンコツな感じが表れています。
超人的な能力を持っているけれど、失敗もしてしまうと。

サビの

目閉じて気づく ベランダに春の匂いだ

これいいですね。 「匂いで春に気づく」ってのが独特でいい視点だなと思ってます。
サビのギターの音も明るく、春を感じます。

後半がシンガロングになっています。
手拍子をしながら「歌うテレパス テレプシコーラ」とみんなで歌います。
一緒に歌いたいなー!ってなりますね!!
後からバンドサウンドも加わって勢いが増して、この曲の一番盛り上がるところになっていますね。

『きみはテレプシコーラ』は2ndアルバム『All Imperfect Summerland』に収録されています。
この次の曲が『オフィーリアにもう一度』になっています。
アルバムの終わりの一歩手前にこの明るい曲があるので、アルバム全体が明るい印象になっていると感じました。
もう一度ループして聴こう!って気持ちになるんですよね。
そういう意味でもいい曲だと思いました。

オタルズ1曲感想シリーズは1stアルバム、2ndアルバムの曲の感想を書いています。
あと2曲です。
ぜひ最後までお付き合いください。

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